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フォアハンドストロークの打ち方①

テニスの基本であり、花形でもあるフォアハンドストロークの打ち方の基本を学んで行きましょう。

フォアハンドは、利き手側で打つ腰当たりの高さの球を、空いてコート奧にしっかりと打つショットです。
フォアハンドが打てるようになるとテニスらしくなってきますので、ぜひ難しくてもしっかり身につけましょう。

フォアハンドストロークでは、流れの順にポイントとなるタイミングが、
1:テイクバックのとき
2:インパクトの瞬間
3:フォロースルー

の3点あります。
まずは1:テイクバックのときに関して学びます。
ではさっそく、動画で見て行きましょう。

テイクバック

テイクバックとは、ボールを打つ前に打つ側と反対側に引くようにする「ため」です。
テイクバックは、ボールの落下点まで移動するフットワークと同時に行われるため意識が抜けがちですが、非常に大切なのでしっかり体に覚え込ませましょう。

テイクバックのポイントは3点です。

体を起こして構える

フォアハンドストロークは、直立しているときにはまっすぐ打ちにくい高さ(腰あたり)でインパクトするので、目線からすると意識が下に行きがちです。
すると自然と体が前のめりになってしまうことも多いのですが、体はしっかりと直立のまま、軽く膝を曲げるなどで高さは調整しましょう。
上級者になると高い打点でどんどん打ったり、打点を自由に変えていますが、最初のうちは決めた打点(高さ)でいつも打てるよう足で動いて調整するほうが慣れやすくなります。

体の後ろに引かないで、ボールの後ろに引く

動画の中では身体の前方にテイクバックすると表現されていますが、実際には巻き込むように大きくテイクバックしてはいけない、ということです。
この例のように、強打しようとするとつい引きすぎてしまう傾向にあります。

テイクバックはコンパクトにするようにしましょう。

軸足を決める

これはフットワークとも絡むことですが、打つ瞬間に足をしっかり地面につけるようにしましょう。
足がぐらついてしまうとバランスをとれず、コントロールが利かなかったり回転がかからなかったりします。

右利きの方の場合は右足をしっかりとインパクトの前に固定できるように動きましょう。

次回は、フォアハンドの続きでインパクトを学んで行きましょう。

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