バックハンドストロークの打ち方（両手）

それでは、今回は利き手と逆側に来たボールに対処するバックハンドストロークを学んで行きましょう。

バックハンドストロークには、両手で行うダブルハンドストロークと片手のシングルハンドストロークがあります。
どちらを選ぶかは好みの問題もあるのですが、ここでは、上達が速いダブルハンドストロークを紹介します。

トッププレイヤーも今はダブルハンドのほうが主流といえるくらい一般的なフォームなので、安心して習得してください。

バックハンドの基本

基本の構えや、打点に入るまでの簡単な動きを学ぶのに良い動画です。
ポイントは３点出ていますが、この流れを自然に行う事が大切です。

身体をひねる（クローズドスタンス）

バックハンドを打つときはフォアハンド以上に、右足（右利きの場合）をしっかり踏み込んで身体を横向きにするようにすることが大切です。左側のショットを打つからといって、左足だけを出してしまって打つことは極力さけましょう。

ひねって身体を入れることで、次のように身体の軸の回転を生かした力強いショットを打ちやすくなります。

姿勢をまっすぐし、軸を作る

フォアハンドと同様ですが、身体を前のめりにしてしまったり、軸をぶらすことがないようにしましょう。
腕の回転を使いにくい分、全身の力の掛け方のバランスがとても重要になります。

よりキレイなバックハンドのフォーム

上の動画は基本的なステップを示したものですが、フォームはキレイなものを見て真似たほうが上手く行きやすいので、よりよい動画を紹介します。

この動画では、力強いバックを打つためのアドバイスがなされています。
まずはフォームを参考にしつつ、徐々に取り入れて行きましょう。

ここで言及されている面の角度は最初のうちはなかなか意識しづらいかもしれません。
テニスは最初のうちは回転がかからずバックアウトしやすいスポーツなのですが、慣れるまではどんどんバックアウトしましょう。

入れようとして弱く打つクセがついたり、動画のように面を傾けて無理矢理回転をつけるクセがついてしまうと、直すのに時間がかかります。
どんどん気持ちよく振り抜いて、ショットを磨いて行きましょう。