2013US OPEN ジョコビッチVSワワリンカ
今日は2013年USオープン準決勝、ジョコビッチVSワワリンカの試合を見ていきましょう。
とても白熱した試合なので、楽しんでみていきましょう。
ジョコビッチVSワワリンカ
ハイライトの序盤、ジョコビッチがワワリンカの強烈なストロークに押されかなり手こずっています。
バックハンドもフォアハンドも、かなりフラットぎみの強烈なショットがたくさん繰り出されています。
フラットショットの使い方
レベルが上がると、ただ速いだけのショットの効果は落ちていきますが、ワワリンカは高い打点で打てるときにすかさず相手がいない位置にフラットショットを連続して、相手を走らせ続けています。
さすがのジョコビッチもこれだけ走らされるとリカバリーが難しく、ずっと不利なラリーをさせられていますね。
速さより相手からの距離的な遠さがフラットでも強力になる一例でしょう。
ショートコートの使い分け
一方第4ゲームでは、ジョコビッチが多彩なショットを繰り出し翻弄しています。
目にとまったのは繰り返しエースを取ったショートコートです。
深いところでラリーを続けているからこそ、意表をつく移動距離の大きいショットの効果は高まります。
このゲームでジョコビッチは走らせることを意識した戦略をとっており、頻繁にドロップを使ったりストロークも走らせるような振り方をして体力を削りにいっています。
1発のストローク勝負では押されていても、総合的ゲームメイクの上手さで勝った感じです。
ぜひ参考にしたいです。
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